
胃潰瘍・十二指腸潰瘍、慢性胃炎、逆流性食道炎、ヘリコバクターピロリ感染症、腹痛、下痢、肝機能障害、B・C型慢性肝炎、肝硬変、アルコール性肝障害、胆石症など。
胃潰瘍・十二指腸潰瘍、慢性胃炎、逆流性食道炎、ヘリコバクターピロリ感染症、腹痛、下痢、肝機能障害、B・C型慢性肝炎、肝硬変、アルコール性肝障害、胆石症など。
胃潰瘍は、胃酸(食べ物を粥状に消化するために分泌)がなんらかの原因によって胃粘膜まで消化してしまい、胃壁がただれて傷つき、ひどいときには筋肉までえぐりとってしまった状態です。
症状の三大特徴は、痛み、過酸症状、出血といわれます。
治癒と再発をくり返す潰瘍は、ピロリ菌感染による影響も指摘されています。
ピロリ菌、非ステロイド性抗炎症薬などにより、粘膜が傷つき、そこが胃液の攻撃にさらされることで、胃や十二指腸の粘膜や組織の一部がなくなる病気です。
慢性胃炎は、胃粘膜の状態によって胃粘膜表面で軽い炎症のある状態や、炎症により胃粘膜表面がえぐれた状態、胃粘膜表面が正常より厚く見える状態と分けられます。そのうち一番多いのは萎縮性胃炎といって、胃粘膜の炎症が長く続いたために胃粘膜自体が萎縮し薄くなっている状態の慢性胃炎です。
強い酸性の胃液や、胃で消化される途中の食物が食道に逆流して、そこにとどまるために、食道が炎症を起こし、胸やけや胸の痛みなどさまざまな症状が生じる病気です。